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株式会社岡村製作所の特集記事

第7回 【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】 株式会社ヒル・インターナショナル
事務所デザイン.COM特集記事【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】■株式会社ヒル・インターナショナルについて
株式会社ヒル・インターナショナルはオフィス家具をメインとする株式会社岡村製作所のグループ会社です。 市場の変化に応じて、オフィスのみならず、ホテル、レストラン、公共施設、住宅等、幅広い分野でデザイン性の優れた良質の家具をイタリアを中心としたヨーロッパ、アメリカから輸入・販売しております。

事務所デザイン.COM特集記事【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】■日本におけるオフィス事情
戦後の日本経済を支えた、自動車、カメラ、家電といった工業製品の驚異的な生産技術力を可能にしたのは、日本人の民度の高さだったと思います。 いずれも発明自体は外国のものですが、そのシステムを徹底的に研究学習して、より使いやすく、大衆化する工夫を積み重ねる。すぐれた競争力のある商品が次々に生まれ出てきました。 
しかしながら人々が仕事をする空間、オフィス空間はまだまだ西欧諸国のスタンダードから はるかに劣っていることを認めざるを得ません。現在も機能・コスト優先で選択されているように思えます。また実際の使い手である社員の「好み・嗜好」やデザイン性はあまり重要視されてきませんでした。


事務所デザイン.COM特集記事【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】家具自体が商品やサービスの一部になるビジネス、つまり店舗、ホテルなどの商業施設に比べ 一般のオフィス、事務所に対して、家具、什器のデザイン性の高いものへの要求が少ないことも一因としてあります。しかし明るい展望としましては、日本のオフィス・居住空間のデザイン性が高まる傾向にあり、著名な建築家、設計事務所、デザイン事務所が空間演出をし、そこにふさわしいハイクオリティなインテリア家具が身近な存在になってきております。
昨今僅かながらですが、お客様の目に直接触れる 「レセプション」「デモルーム」「応接スペース」「ボードルーム」等は勿論ですが、そこで働く人々の為のリフレッシュエリアへより良いもの、ハイエンドなものが選ばれるような傾向が出てきたことは喜ばしいことと思っています。


■これからのオフィス
これからのオフィスに求められるものは「知的生産としての源」「情報の共有」「働く人の創造力発揮」「変化する時代への対応」と言えましょう。ヒル・インターナショナルの担う役割は既存のオフィス、新規のオフィスのオフィス環境を整えることです。

事務所デザイン.COM特集記事【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】事務所デザイン.COM特集記事【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】<事例サンプル> 日本人デザイナーSHIN & TOMOKO AZUMI によるLEMチェアは海外では高い評価も受けバーカウンターやカフェなど商業施設にはすでに多くの納入のあるスツールですが、近年では、オフィスのリフレッシュエリアにも多く使われるようになってきました。
http://www.hill-inter.co.jp/catalogue/6_lem.html


■社員のモチベーションを引き出すオフィス空間の提案
社員のモチベーションは「意識づけ」と「能力を発揮するためのツールが完備されること」の2つで成り立っているように思われます。 「意識づけ」とは、「自らの立場を理解し、自分の実行する仕事の価値に満足し、納得して与えられた仕事を完遂させようとする気持ち」であります。 一方「ツール」とは、「オフィス空間・IT環境・投資の許された予算などといったその従業員に与えられた資源」ともいうべきものでしょう。 その「ツール」として理想的なのオフィス空間を提案していくことが ヒルの存在理由だと考えます。


事務所デザイン.COM特集記事【オフィス・ファニチャーにもハイクォリティを求める動機】会社:株式会社 ヒル・インターナショナル
住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニタワー2F
電話:03-5226-3861
URL:http://www.hill-inter.co.jp/