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イトーキ オフィスゲートの特集記事

第20回 【コミュニケーションの活性化を企業価値向上につなげる】 株式会社イトーキ オフィスソリューション企画推進室 平野 啓一郎
『IT』や『ICT』というコトバが当り前のように使われる時代、グローバル化する経済社会、雇用・雇用形態の多様化や流動化に対応を求められる現代の市場社会。今価値ある商品やサービスを生み出す為に各企業には『他』とは違う独創的でユニークなアイデアが求められています。

アイデアを生み出す源泉はなにか! 他ならぬ<人財>以外にありません。企業活動における重要な経営資源である多種多様な、異能異才な<人財>がアイデアとアイデアを新しい視点で組み合わせ、新たな価値を生み出すことが重要であると考えます。今オフィスは新しい価値を持った創造行動を支える空間として、とても重要であると言えます。そのオフィス環境を支える重要なファクターのひとつが働く人と人のコミュニケーションです。人と人、人と情報、人と感情、対話するコミュニケーションの質が新たなアイデアの誘発を加速させ、既成概念に固められた思考や行動の変換を促します。
普段あまり話したことのない人同士が偶然出会う。専門的知識が違う、異なる価値観を持った人同士が集まる。
そして、なんだか話がしやすい。会議がとてもスムーズに進む。創造的な働き方、つまりワークスタイルでもっとも重要なのはコミュニケーションです。コミュニケーションの活性化により、働く人々の協働作業から生まれるモチベーションを向上させ、組織力向上に繋がります。イトーキでは場作りを通じて、コミュニケーションの質を高めるソリューションを展開しています。

事務所デザイン.COM特集記事【コミュニケーションの活性化を企業価値向上につなげる】働く人が生き生きとコミュニケーション豊かなワークスタイルを実現する為には、その人が持つ感性を大切にすることが重要です。オフィス内外の周囲の刺激が潤滑油になり、コミュニケーションの活性化に一役買います。
オフィスデザインを通じた五感への刺激は心地良さを生み出し、仕事の効率も向上します。オフィスから見える眺望や自然環境、そして自然の風や自然光。リラックスした雰囲気のファニチャーや内装、アロマの心地よい香りや音楽はどうでしょうか。おいしいお茶やコーヒーを飲めば、自然と会話が弾んだりします。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚に注目し、オフィスで一定の刺激を受けながら仕事ができる環境は間違いなくコミュニケーションの活性化に繋がります。もちろん様々なツールや機器も活躍するでしょう。事務所デザイン.COM特集記事【コミュニケーションの活性化を企業価値向上につなげる】なんとなく眼に留まった映像から気づきやヒントをもらったり、人と人が会話している漏れ聞こえる内容に触発されたり、隣で行っているミーティングで映し出されているプロジェクター映像から一気にアイデアが変換できたり、ヒラメキのチャンスを増やす、そんなツールや道具を配置し、空間デザインを行う必要があります。
個人の知識やアイデアはその人独自の経験や価値観に左右されます。殊更アイデアの交換やアイデアを人に伝えるのは難しいようです。文章にして書いたり、図や表などに置き換えて分かりやすく伝えたり、なるべく視覚化することがよいとされています。
アイデアが出しやすい壁一面のホワイトボードシート。議論が活性化されるレイアウト。立ったり、座ったりしながら会議が進められたり、会議参加者以外から刺激が受けられるように間仕切りがガラスになっていたり。
デザインコンセプトは創造的な行動が行いやすいように「感性に訴え、感性を引き出せる空間」を創ることがポイントです。


事務所デザイン.COM特集記事【コミュニケーションの活性化を企業価値向上につなげる】約20年前より『人が主役の環境づくり』を提案しているイトーキではオフィス空間や生活空間をデザインする上で、そこにあるIT機器や家具の機能、使いやすさや便利さだけではなく、その場で行われる行動や感情・気持ちを支えるマネジメントがとても重要であると考えています。オフィスにおける【運営・運用】【空間・場】【ツール・道具】の3つのバランスをトータルの視点から考え、オフィス創りを行っていきたいと考えています。これからもコミュニケーションを基軸としたソリューションや商品・サービスを開発しご提供することによってお客様の企業価値向上に貢献していきたいと思います。



事務所デザイン.COM特集記事【コミュニケーションの活性化を企業価値向上につなげる】株式会社イトーキ
東京都中央区入船3−2−10
取扱商品:オフィス関連事業商品、ゾーニング事業関連商品、
設備機器事業関連商品、パーソナル関連事業商品


Ud&Eco style(ユーデコスタイル)は、イトーキの提唱する「人が主役の環境づくり」を実践していく為の21世紀のコンセプト。ユニバーサルデザインとエコデザインが融合したサスティナブル(持続可能)な社会を実現する為に、循環型社会に対応した環境負荷の少ない製品開発、全ての人が利用できる製品・サービスと空間デザインを積極的に推進しています。