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利用者の声

ニライ法律事務所

公開日:Thu May 28 00:00:00 JST 2009
面積 33坪
インタビュー ニライ法律事務所 弁護士 古賀尚子 さん
デザイン会社 株式会社アドアルファ

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開業・改装の経緯について

もともと私と同僚の仲西(夫)は、昨年まで東京で弁護士をしていました。
昨年11月に娘が生まれたのを機に、時間に融通をきかせられることと、夫の実家でたくさんの人に囲まれて子供を育てられたほうがよいと思ったことから、夫の郷里である沖縄で独立しようと考えました。
物件探しについては、ほとんど今回事務所の設計・デザインを依頼したアドアルファの中島さんに任せきりでした。中島さんは、ジャンクオフィスプロジェクトというプロジェクトを行っていて、今回、私どももそれに賛同したのですが、その肝である「ジャンクなオフィス」を中島さんが現地に飛び、あるいは現地の不動産屋から情報をもらって、複数ピックアップしてくれました。
その情報を元に、最終的には、夫と中島さんが現地を回って決めました。

デザイン会社選定

一般的な事務所ではなくお洒落なデザインの事務所にしたいと考えており、インターネットで依頼出来るデザイン会社を探していたところ、事務所デザイン.COMを見つけ、マッチングに登録を行いました。
エントリーはアドアルファさんからしか入ってこなかったのですが、自分から問い合わせを行った1社と、アドアルファさんとの2社と商談を行いました。
最終的にアドアルファさんに依頼した理由は、アドアルファさんの以前のオフィスと現在のオフィスのデザインを拝見し、とても気に入ったからです。
もう1社のデザイン会社さんはどちらかというと住宅のデザインを得意とされていたということも、今回アドアルファさんに依頼した理由の一つです。
アドアルファさんには非常に丁寧に仕事をしていただきました。
また、事務所のデザイン以外にも事務所のロゴや名刺、封筒なども同時にデザインしていただけて、とても助かりました。
こまめに打ち合わせをして頂き、パースなどのCGでのイメージを提示して下さったので、こちらとしてもイメージを作りやすかったです。
今回の内装で拘った点は、エントランスのレンガの壁、打ち合わせ室ののぞき窓。机や椅子などの什器です。
私と夫の両方の意見を取り入れ、お洒落な空間に仕上げて頂き、アドアルファさんには感謝しています。

施工について

施工会社についてもアドアルファさんと相談のうえ、決定しました。
施工途中、私と夫は東京にいたので、こまめに現場に足を運ぶことができなかったため、現場でいろいろ起こっていたのかもしれませんが、特に問題等が発生したなどの話は聞いていません。
強いて言えば、作りつけの机の配線穴がふさがってしまっていたため、後で急遽あけなおしたことくらいです。

【事務所のコンセプト・今後の目標】
コンセプトとしては、夫いわく、「探偵事務所っぽい」法律事務所ということだったらしいですが、私の意見も取り入れた今は、やや近代的なデザインになりました。
夫は自分の感性と遊び心を実現してもらうことを考えていましたが、私は、依頼者が来たときに、洗練されていて、居心地がよい、と感じていただけるようなデザインをという意見をしました。
レンガとか、のぞき窓には、夫のいう「探偵事務所」の面影が残っているかもしれません。
PRポイントとしては、ITを積極的に導入し仕事の効率化を図った事務所という点です。また、弁護士二人の目で事件を相互にチェックしているので、きめ細かな対応にも自信があります。
今後の目標ですが、私達はこの事務所をとても気に入っているので、少なくともあと10年くらいは今の事務所にいるつもりです。33坪と二人にしては広めなのも、拡大を念頭においているからです。
8名くらいは楽に入るので、半年に1人ずつくらいのペースで、少しずつ事務所を大きくしていけたら、と思っています。





【デザイン会社(株式会社アドアルファ )のコメント】
今回のお客様は初めての事務所デザイン.COMからのお客様で段取り的に一度も顔を合わせない中での提案活動で多少の不安はありましたがお客様が弊社のホームページにより「ジャンクオフィス」のコンセプトとイメージの理解を深くしていただいたことでのスタートが成功の鍵だったと思います。

今回はお話をしてもっらた時点では開業する沖縄にお客様がいらっしゃらなかったため、東京と福岡でのやり取りから始ったこともあり不動産選定から関与させていただきました。
この事で、「ジャンクオフィスプロジェクトステップ1【不動産選定】」の真骨頂である「ランニングコスト」削減分を「初期費用」に回すことで質の高い空間をつくれた事が我々としてもお客様に満足頂けた要因と考えております。


デザイン的には弁護士さんの仕事内容を深く理解したうえで一つの空間に多くの機能をいかにシンプルに落としこめるかということを重視。
古いビルならではの天井裏の懐の広さにより、面積以上に容積を最大限に空間として取り入れる事ができたことで400Hの床上げとエントランス部分に接客用の広い土間をつくり、近年の無人受付により損なわれた「おもてなし」の空間を演出できたことは客先に最も気にいって頂いた部分ではないかと思います。

さらに今回は開業というタイミングもありロゴデザインから名刺・封筒のデザインまで手掛けれたことは当社としてもオフィスでのデザインに関わるすべてを落とし込むプロジェクトの今後に繫がる大きな一歩となりました。

ただ一つ成し得なかったこととして大きく4ステップある「ジャンクオフィスプロジェクト」のステップ1【不動産選定】→ステップ2【空間デザイン】まででその後のステップ3【ITによる働き方の変革】→ステップ4【戦略的オフィスブランディング】までが沖縄ということと当社の準備不足もあり、現時点では実現できていない事があげられます。

最後になりますがやはり、お客様の「仕事へのプライド=働き方へのこだわり」と「ジャンクオフィスプロジェクト」への深いご理解が今回のプロジェクトを無事に成功できた大事なポイントと感じています。


今後のニライ法律事務所様の更なるご活躍を心より応援しています。

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オフィス情報

住所沖縄県那覇市西1-2-18西レジデンス2-B
最寄駅ゆいレール 旭橋駅
完成日Wed Mar 18 00:00:00 JST 2009

ニライ法律事務所を手がけたデザイン会社について

デザイン会社 : 株式会社アドアルファ